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2020.03.14
38になりました。
こないだ深夜のアイドル番組で、
「何歳からがおじさん?」という設問があったんですよ。
それにハッキリと「37歳」という回答してた子がいて、
なんだかとっても絶妙だ…と思ったのですが、
早いもので、そんな私も38。
いやんいやん、まだ心はピュアな中2のままなんだから!
って言い張っても、
アレ、これがおじさんになるってことなのか。
と感じることの方が多い今日この頃です。
38歳の抱負とか書いたところで、
どうせ夏の猛暑の間に、書いたこと自体自分がすっかり忘れてますので、
「最近、おっさんになったと感じること」を発表することにします。
○ ニコニコ動画の検索マドに自分で「おっさんホイホイ」と入力してしまった。
古いアニソンにレトロなゲーム音楽、そんな動画には「おっさんホイホイ」というタグがついてるのをご存知でしょうか。
ちょっとノスタルジックな夜を楽しみたい。
そんな時、何て検索したらいいかなあ、ああいうカテゴリーって何ていうんだっけ。
あっ、「おっさんホイホイ」か。
カタカタ(キーボード叩く音)…
はっ!!しまった!!
ついにみずから「おっさんホイホイ」と打ち込んでしまった!!
そう、僕はもはや予期せずホイホイされてしまったおっさん予備軍ではない。
ホイホイと知りながらわざわざ入っていく真性のおっさんになってしまったのだ…
と、うなだれつつも、ちゃんと動画は楽しみ、
おっさん最高、と思うのでした。
○ アンパンマンとばいきんまん、友達になるなら…
どちらかというとばいきんまんかなあと思う。
アンパンマンみたいな人といると疲れやしないかと思うようになってきた。
今日はちょっとまじで疲れたね、これ明日にまわしちゃわない?
みたいな時、アンパンマンとばいきんまんの対応は大きく違うと思う。
ばいきんまんは、欲深くて、見栄っ張りで、ずる賢くて…
でも、それがなんだか、人間くさくて、安心する。
この「人間くさい」というワードは、もはや、おっさん専用ワードと言ってもいい。
だって小学生の間で同じクラスメートのことを、
「あいつ人間くさくて、なんか好き」と言ってたら、この世の終わりを感じざるをえない。
それに対して業界では、やたら人間臭くて好き、というフレーズをよく耳にする。
もちろん、業界の人が総じて体臭がキツい人が好きという意味ではない。
第一、アンパンマンは優しさの化身みたいな設定だけど、正義を理由に最終的にはパンチとキック。(殴る、蹴る、と日本語に直すとかなりサツバツとする。)
平和的解決とはいいきれない。
あと、カバオくんその他の動物がまるで人間のような人生を送ってるのに、チーズだけ、ペット然としてるのはかわいそうな気もする。
○ 人の名前がおぼえられなくなってきた。
年に2、3回会うぐらいの人が特に怪しい。
あ〜、先日はありがとうございました!って会話しながら必死に思い出そうとしてたり…。
そのくせ、一生会う機会のないような名前ははっきりと覚えている。
あ、こんにちは、坂上の田村麻呂さん。とか、
あ、岩倉具視さん、先日は助かりました。とか、
おお!久しぶり!アウストラロピテクスじゃないの!とか。
絶対に日常で使いようがない。でも、そっちの名前のほうがはるかに強く脳に刻まれている。
おそるべし受験勉強。
記憶もパソコンみたいに、削除したり書き換えられればいいのにな。
でも、「忘れる」って自分の意思ではできないからこそ、思い出を大切にできるのかもしれない…
合理的にできてないところが人間くささ(おっさんワード)なのか。。。
○ 会話が間延びするようになってきた。
いやぁ〜、なんとかかんとかですよね〜。
ほんとそうですよね〜。
しーん…
おおおお終わった。ていう展開が多い。
昔は部活の後なんか、デニーズで一杯のコーヒーで3時間とかしゃべくり倒してたのにな。
今では間がもたないからコーヒーをズビズバ飲んで目がギラついてアヤシクなってしまうことが多い。
〇 誕生日の意義を知る。
歳なんかとりたくないし、何を祝うのか昔からわからなかったんだけど、
歳を重ねてくると、いろんな経験をして、生きられてることが当たり前じゃないことを思い知らされる。
いま、ここに存在できているという「あたりまえ」を疑い、
両親と、自分を支えてくれてる皆さんに感謝できる、きっかけの日に、年々なってきました。
祝ってもらうよりも、周りの人の顔を思い出しながら過ごす、そんないい一日です。
最近あの人あってないなあ元気かなあ、とか。たまには飲みたいなあ、とか。
やばい、おっさんだ。
もう、これはもうレッキとしたおっさんだ〜!
だとしたら、やっとおっさんに、なれたのかも。最高かも?
こんなかんじですが、今後とも、どうぞよろしくお願いします!
コロナには気をつけながら、心身ともに健やかにいきましょう!